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・RuputerをMacintoshでリンクさせる手段

以下に記述する方法で不具合が発生しても当方は一切責任を負いません。
また、SII社へのお問い合わせは御遠慮ください。

A.リンクさせるための方法の概要

MacintoshとSII社のRuputerをリンクするためにもっとも簡単で確実な方法は、Insignia Solutions Inc.

が開発したSoftWindows 95(総代理店　三菱商事株式会社、販売元エムシーパソコン販売株式会社)をMac

にインストールし、Macintosh上でWINDOWS95をエミュレートして、そのエミュレートWINDOWS95上で、

SII社のRuputer PC Aplication(リンクソフト)を動作させるという方法です。

B.リンク実験に用いたもの

・Power Macintosh G3 DT266

・SII社のRuputer Pro (本体)

・SII社の付属のドッキングステーション

・SII社のPC Aplication CD-ROM(for WINDOWS95初期バージョン)とpcapps.exe(SII社のホームページにある
　PC Aplicationアップデータ)

・MacシリアルポートとD-sub9pin変換ケーブル(詳しくは、後述)

・SoftWindows 95 Version 5.0 日本語版とWIN95 DATA CD(SoftWindows 95 ver.4付属のもの)とSoftWindows
　95 日本語版 ver.5.0.3 アップデータ (SoftWindowsJホームページにあります。
　また、SoftWindowsは現在 98 ver.5.0.5が販売されています。)

C.インストール手順とその方法

1.Power Macintosh G3 DT266にSoftWindows 95 日本語版をインストールします。 
　インストールの方法は、SoftWindows 95 日本語版のマニュアルの通り行います。 
　SoftWindows 95のハードディスクとして使用するハードディスクファイルは、300ＭB程度を割り当てます。

2.SoftWindows 95 日本語版を ver.5.0.3 にアップデートする。 
　これは私のSoftWindows 95がver.5.0であったためです。これ以降のバージョンの場合は必要ありません。 
　又、MSインターネットエクスプローラ4.0のアクティブディスクトップの組み込みは、極端にSoftWindows 
　の動作スピードに影響を与えるので行わない方が良いでしょう。
　 
3.SoftWindows 95上にSII社のPC Aplicationをインストールします。 
　私の場合、SoftWindows 95 日本語版 ver.5.0インストール時に使用したWIN95 DATA CDがWindows95の初期 
　バージョンのためこのままでは、SII社のPC Aplication CD-ROM(for WINDOWS95)のインストール作業が 
　正常に行えませんでした。
 
　PC AplicationCD-ROM上の「INSTALL.EXE」をダブルクリックでインストールを開始しようとすると、 
　[MSVBVM50.DLLファイルは、欠落エクスポート OLEAUT32.DLL:421にリンクされています。]のメッセージ 
　と [D:\install.exe　システムに装着してあるデバイスは動作していません。]の両方が表示されてしまい
　ました。

このメッセージが表示されない場合でも、インストールしたRuputer PC Applicationでエラーが発生してし
まう 場合があるようです。
 
また、WINDOWS\SYSTEMのOLEAUT32.DLLとかを新しいものと入れ替えて無理にインストールしても同様に
Ruputer PC Applicationでエラーが発生したり、送受信データが化けたり、Ruputer本体のシステムエラー
など 対処に困る症状が発生します。
 
私は、1回目の実験時にこのようなエラーを体験しました。 
　 
そこで、SII社の補足マニュアルにある【 対応手順 】を参考にして作業を進めます。 
　 
まず、Windowsの「START」メニューの「ファイル名を指定して実行」より「F:\jaaxdist.exe」 
（SII社のCD-ROM上のファイル）を入力して「OK」ボタンを押します。
 
これでWindows95のモジュールのアップデートが行われ正常にRuputer PC Applicationのインストールが
行えるようになります。
 
再度Windowsの「START」の「ファイル名を指 定して実行」より、今度は「F:\install.exe」 
（SII社のCD-ROM上のファイル）を入力して「OK」ボタンを押します。

　これで無事にPC Aplicationのインストールが完了します。

4.ここで使用したSII社のPC Aplication CD-ROMが初期バージョンであるためSII社のホームページにある 
　PC Aplicationアップデータ　pcapps.exeをダウンロードとてアップデートします。

　・SII社のホームページにあるPC Aplicationアップデータ　pcapps.exeをMacintoshを使いダウンロード
　　します。

　・ダウンロードしたpcapps.exeをSoftWindows 95上のWindows95ハードディスクにコピーします。

　・Windows95ハードディスクにコピーしたpcapps.exeを実行します。 
　　これでPC Aplicationのアップデートもできました。

5.SII社の付属のドッキングステーションとMacintoshのシリアルポートを接続するケーブルを用意します。 
　私の用いたケーブルはオムロンのモデムに付属されていたMacシリアル->D-sub25pinメス変換ケーブルと 
　ELECOMシリアルポートアダプター(DOS/V用)D-sub9pinオス<->D-sub25pinオスの組み合わせです。 
　 
　ケーブルの仕様の詳細はここをクリック

　このMacシリアル<->D-sub9pinオスケーブルとD-sub9pinメスのSII社の付属のドッキングステーションを 
　接続します。

6.Ruputer PC ApplicationをSoftWindows 95上で実行します。

これで成功です。
りっぱなRuputerづかいになれましたね。 

その後、開発ツールも無事に動作確認ができました。